本のなかみ -その1-

Summly of my book -vol.1-

実践コミュニケーショントレーナーとして常に言い続けていることがある。それは、「知っているでは全く意味を成しません。できるようになることがトレーニングの目的です」と。
その観点からも、本の中身は一般に見かける知識を与える啓蒙書や、心の在り方を諭す精神論本に留まりたくない。
「できる」ことに焦点を当てた実践トレーニング書を目指している。何より結果を出すことが使命だ。

「長続きし習慣化するためには、単純で、かつ分かりやすくなければならない」

実践コミュニケーショントレーナーとしての、私の信条である。
「できる」ためには、習慣化させることが必要不可欠である。その要は、単純さと分かりやすさだ。
そして、トレーニングを途中で諦めることなく最後まで完結できるよう、様々な工夫を凝らしたい。どこまで出版社側が対応してくれるか定かではないが、これまでの経験を活かし、西田流のトレーニング構成内容になるよう努めている。

巷には、たった数週間でとか、中には数日で身につく・・・などという謳い文句が並んでいるが、私は、人それぞれのペースがあること、そして、自分のペースを掴み、他人の目を気にすることなく、じっくりと着実に取り組んでいくことの大切さを訴えたい。コミュニケーション能力が短期間で身に付けられるのであれば、現代人がこんなに人間関係で悩むことはないであろう。
むしろ私は言いたい。時間をかけてゆっくり力をつけるものですよ、と。

また、トレーニングは、中学生からお年寄りまで、幅広い年代の方々に取り組んでいただけるように工夫する。
コミュニケーションの基礎中の基礎に焦点を当て、未知なるものに取り組んでもらうというより、これまでの自分の言動を振り返り、修正していく作業を積んでいただく内容を考えている。
コミュニケーションに苦手意識を持っている方々に、「出逢ってよかった」と言っていただけるようなトレーニング本になるよう、精一杯取り組んでいる最中だ。

2007年10月
#098 本のなかみ -その1-
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