授業のうまい先生の見分け方

How to pick good teacher out among many of them.

最初にお断りしておきますが、このひとりごとは私の独断と偏見に満ちていることを再度ご了承願います。

私のライフワークとなった全国への講演やワークショップ活動。様々な教育機関に足を運び、学校の先生方と接する機会に恵まれる。そのときに私はあることを基準にして、その先生が上手な授業をなさるかどうかを判断する。密かな私の楽しみでもある。

講演やワークショップに使用する会場のリクエストとして、黒板が備え付けてあるか、またはホワイトボードの準備をお願いする。
その「あること」の基準とは、
 1)黒板またはホワイトボードがきれいかどうか
 2)チョークやマーカーが整っているか
この2点である。
チョークは、あとどのくらい書けるか見ただけで判断できるのでまだ良いが、マーカーは使ってみないと分からない。書こうとしたらインクがなくなっていた、なんてことは良くある。

心地よい授業進行には心地よいリズムが存在する。
リズムの良い授業展開には、リズミカルな板書が必要不可欠であり、思い描いた色が使えなかったり、うまくインクがつかなかったりすると、そのリズムは一気に壊れる。
板書の環境を整えるのは、授業展開の上で大切な基礎なのだ。
この基礎の大切さを痛感している先生は、黒板やホワイトボード、チョークやマーカーの準備を念入りになさる。また、至るところでの配慮を感じる。きっと素晴らしい授業展開をなさることだろう。

話しは変わるが、拙ゼミナールでも、月一度の割合で外部講師をお招きする。私は、その方が気持ちよくお話をしていただけるための環境作りを、ゼミ生たちに徹底させる。それは、お話いただく講師のためではない。ゼミ生自身のために繋がるからだ。
人は環境が整えば整うほど話しがし易くなり、内容も乗ってくる。乗っていただいてこそその方の伝えたい真骨頂が表出するものである。
限られた時間の中で、その方の熱い想いを生き様を、ゼミ生たちに聴かせたい。だから、環境作りには特に厳しく指導に当たる。

最後になったが、私が最も感心する先生をご紹介したい。
福島県・私立桜の聖母学院小学校英語教師の大和美恵子先生だ。こちらの学校には、3年ほど前から毎年お邪魔しているが、大和先生のご配慮には本当に頭が下がる。私の進行スタイルを十分に把握され、心憎い配慮をなさる先生である。

いつか大和先生の授業を拝見したいものだ。

2007年5月
#093 授業のうまい先生の見分け方
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