教師冥利
Peaceboat
私は、4年前からNGO・ピースボートの水先案内人(船上講師)を務めている。(http://www.peaceboat.orgご参照)この度、ピースボート初の試みとして、「洋上学校」が企画され、光栄にもクラス担任を依頼された。更に、ゼミ生3人までスタッフとして乗船可能という、これまた有難い条件を提示いただいた。結果、庄子未希子、丸山和樹、村川卓朗の3名と共に、先月21日、総数約1000名に及ぶ大型客船に乗船し、横浜港を後にした。
洋上学校には、小学2年生から中学1年生までの計12名の生徒たちが全国から集まった。横浜港出向後、神戸、ダナン(ベトナム)、シンガポール、コーチン(インド)下船までの約20日間の旅が始まった。船上では、大海原と朝日を拝みながらの空手教室から始まり、各専門家による授業、様々な催し物やビックリ企画などを楽しんだ。3つの寄港地では、学校訪問や施設慰問、そして現地子供たちとの交流が待ち受けていた。客観的にこのプログラムを顧みると、何もかもが贅沢かつ内容に富んだものであった。
内容に比例して、スタッフの仕事の繁雑さも大変なものだった。生徒たちの安全を第一に、健康状態・交友関係・授業理解度の把握、催し物や企画の準備運営、深夜に及ぶ反省会、己の健康管理など、24時間体制での勤務となった。私は参加生徒たちの安全確保と、より良い教育環境の提供に尽力を注ぐと共に、庄子、丸山、村川の適応力と成長を随時見守った。
「己の成長と洋上学校の成功を!」
我々の気持ちは常に一つだった。共にプログラムに携わる一同志として、3人各々の孤軍奮闘振りを頼もしく感じた。
愛するゼミ生たちが、愛する未来の「宝」たちに接する姿に、幾度となく胸が熱くなった。教師冥利に尽きる、そのものだった。
今月8日、無事成田空港に到着した。洋上学校の興奮冷めやらぬ中、皆再会を誓い合い、それぞれの家路についた。私は、皆を見送った後、一杯のビールに酔いしれた。至極の一杯だった。
この機会を提供してくれたピースボートスタッフに、我々未熟者を支えてくださったすべての方々に、あらためて心からの感謝の意を表したい。
最後に、未希子、和紀、卓朗、本当にお疲れ様。
♪ ありがとう ありがとう ことばにできないくらい ありがとう ♪
