脱チェーン店
I like private bar!
私は普段お酒を飲みに行くとき、いわゆるチェーン店には行かない。個人で経営しているお店を好む。個人店のほうがより良い環境があるからだ。
その一つは、「付け」が出来ること。
チェーン店では、どんなに足を運んでも、店長と仲良くなっても、付けができることはまずない。しかし、個人店においては、その店主との信頼関係が築ければ、ときに我儘を聞いていただける。日常的に学生や後輩を飲みに連れて行く私にとって、付けの出来るお店ほど有難いものはない。給与前などは、本当に助かる。
二つ目は、我儘を充分に聞いていただけいること。
お店を早く開けていただいたり、逆に延ばしていただいたり、食べ物の好みや料金設定なども自由にやっていただける。話し合いによってお互いの利益の落とし処を探せる。チェーン店のように、型にはまったサービスや、一方的に提示されたセット料金など、味も素っ気もなく、面白みも全く感じない。
三つ目は、叱っていただけること。
お酒の粗相があったり、人としてのマナーがなっていなかったりすると、きちんと指摘してもらえることだ。チェーン店では、お客を叱ることなどタブーである。どんな迷惑行為でも、丁寧に退店を勧告されるだけで、心の伴ったお叱りなどは、決して頂戴できない。
まだまだ挙げれば限がないが、最近の学生たちは、チェーン店を好むようになった。適度な人間関係を好む彼らにとって、また、「指示待ち」の環境下に育ってきた彼らにとっては、チェーン店の希薄さや適当さが心地良いのであろう。
千葉大周辺のある行き付けのママさんなどは、「最近は学生が怖くて叱れなくなった。」とおっしゃるし、学生は出入り禁止にした、という店もある。
付けが利いて、我儘が言えて、お叱りも頂戴できて、こんなに有難い環境はそうそう見つかるものではない。
学生諸君、そうは思わないかね?
