子離れ

Now, it is the time to say...

ゼミアフリカ合宿に続き、春合宿が終了。
とうとうこのときがやってきた。

自主ゼミを閉じると周知してから、早1年が過ぎさった。
悩み、葛藤した挙句の決断。 
しかし、この場に及んで、ゼミ生一人ひとりが可愛くて可愛くて、愛しくて愛しくてたまらない。これまでのように日々日常的に接し、指導が行えなくなることに、寂しさを隠しきれない。

「一人ひとりと膝を交える」
これまでの7年間、この積み重ねを続けてきた。
私の教育の真髄であった自主ゼミ。私の宝物だった。

彼らと過ごす時間を、何よりも大切にした。 ― 友人たちから付き合いが悪くなったと言われた ―  
美味しい食事とお酒を呑みながら、深夜まで語ることを大切にした。 ― 妻への借金で、首が回らなくなった ―
ゼミ以外の仕事が疎かにならぬよう、がむしゃらに働いた。 ― 「元気だけが取り柄」に泥を塗った ―

やれるだけのことはやった。ゼミ生達も良く育ってくれた。

ここは未練たらしく、「学び子」たちを追いかけてもだめなんだ。

「親切」とは親を切ると書くし、「大切」とは大きく切ると書く。

日頃、至る所で、子離れできなくなった親を批判している自分じゃないか。
ここは、きっぱりと切るんだ。

今、子離れのとき。

2004年3月
#055 子離れ
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