大学の不思議
Mysteries of university
学生諸君。君たちのほとんどが高校を卒業して大学生になったわけだけど、高校生活と大学生活を比較して、これはおかしい!てことはないだろうか。
「そりゃ一杯あるさ!」って声が合唱のごとく聞こえてきそうだけれど、授業に関する事に絞ってみようよ。
「時間通りに始まらない」
「休講が多い」
「一クラスの人数が多すぎる」
「熱意が感じられない」
などなど、上げ始めたら切がないかもね。
ま〜、これらの大半は文系に当てはまるのかもしれないけど・・・
さて、僕がおかしいと思っていることの一つ。
それは評価の点数が解答用紙とともに返却されないこと。
高校までは、解答用紙が戻されることによって、自分の点数を知ったよね。時には、「よくやった」とか、「もっとがんばりなさい」などのコメントなども入っていたでしょう。それで、「この点数が俺・私の成績表に載るんだ」と納得していた筈です。
ところがどうだろう。大学に入ってからそんな当たり前のことが行われていない。卒業生には、卒業式前の年度中に点数のみが知らされるという取って付けたような配慮はされるけど、在校生に当たっては、新学期まで点数が分からない。
僕はこれこそ大学教員の怠慢であると思っている。
かつて千葉大広報誌に「Faculty Centred からStudent Centredへ」っていうタイトルで日本の大学を批判した事があるけど、なんと言っても教員を中心にことが回りすぎているよ。主役の学生はいつも蚊帳の外。君たちはそう思わないかい。
教員だって人間だもの。採点ミスや記入ミスなんて、どんなに気をつけていたって生じるものさ。実際、毎年その手のミスが後を絶たないしね。解答用紙に採点を記入して受講生に返却すれば、そんな単純ミスも防げる。君たちだって納得する。これこそ一石二鳥というやつさ。
大学って君たちのためにあるんじゃないのかい。
いつもいつも長いものには巻かれろ方式で、単位欲しさだけで、教員の怠惰や怠慢を見過ごしていいのかな。授業に関しても、もっともっと要望を声に出していこうよ。
黙っている事、言いなりになっている事、が儒教精神に基づく「礼儀」ではないよ。高い授業料払って、もしくは払ってもらって「投資」しているんだから、「見返り」をきちんと求めなきゃ。
お金を溝にすてるようなことをしちゃいかんよ!
来年度僕の授業を取る予定のそこの君。いろんな事を求めてくれよ。
僕も、容赦しないから。
